夏競馬の代表的なレース、アイビスSDが先週末に、
新潟競馬場で今年も行われました。
競馬ファンにとっては、夏の風物詩とも感じられるレースです。
1,000mの直線コースがとれる唯一の競馬場が新潟競馬場です。
その重賞レースです。ただ、まっすぐ走る!!という究極のスプリント・レース。
当然、他にはないレース形式なので、
スペシャリスト的な仔が本領を発揮しすることも多く、
クラス的に各下の仔による下克上も起きやすいレースです。
ただ、今年は様相が違いましたね。
重賞勝利馬で、このレースの適性も高いと思われていた
本命馬・ハクサンムーンが順当に夏のスプリント王者の地位を戴冠しました。
圧倒的なスピードを持った仔です。以前、調教師さんが
「エンジンのものが違う。スーパーカーみたいなエンジンを積んでる仔」
という旨のコメントで同馬を評していたことが印象に残っています。
レースでは、ズドンと飛び出して、あとはどこまで持つか・・・
ペース関係なしにイケるとこまでイって、あとはゴールまで
届くかどうか、という走り方をしていました。超個性馬♫
ただ、最近はペースを意識した逃げができるように
なってきたようです。持ち味のスピードは衰え知らずで。
それが、高松宮記念での好走(3着)や重賞(京成杯)制覇など、
重賞での活躍にもつながるようになったのだと思います。
初挑戦の前回は前半から超ハイ・ペースで飛ばして、
1,000mにもかかわらず保たなかったのですが…
今回は万を期して、その充実具合を見せつけるレースとなりました。
完勝と言える内容でした。2着となったフォーエバーマークでさえ、
弄んでいる印象のレース運びでした。
この距離なら、ロードカナロアにも勝てるんじゃないかな、
って思いました(*´ω`*)勝っても不思議じゃないでしょ?!
アドマイヤムーン産駒の最初の代表馬となりましたね。
スプリント戦線で今後も注目の一頭となること間違いなしです♫
んじゃ。
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