クラシックを意識した良血馬や厩舎期待の仔たちが
ぞくぞくとデビューする時期でもあり、また伸び盛りの若駒たちが
ステップアップのレースに挑む時期でもあり、あれと思えば、
こっちかもと目移りする時期です。
毎週のように見かける“絶対”や“確実”、“ここでは能力が違う”などの
予想コメントを鵜呑みにしてはいけない時期だと思います、笑。
色々目移りする時期ということは間違いなく…
素人の自分としても、あれもこれにもなります、苦笑。
そんな中先週末、特に印象に残った仔はアンズチャンです。
6月中旬に東京でのデビュー戦を強烈な末脚で快勝し、
日曜日の東京6Rに5ヶ月の休養をはさみ、挑みました。
結果は2着でしたが…出色の末脚(35.9)を魅せました。
勝ったスザクは素直に評価するべきだと思いますし、
この仔はこの条件では相当な能力馬だと思います。
今回はレース展開にも恵まれてました。
アンズチャンとしては、スザクも交わしたかったとこですが、
まぁしょうがないと思います。勝ち馬との差はレース展開だけかと。
評価したいのは、それでもメンバー1(図抜けた1位)の末脚を
サイド、発揮したことです。しかも今回は、良馬場(デビュー戦は稍重)
ってこともあり、この仔を改めて評価するしかないと思います。
パドックで馬体を見させてもらいましたが、相当なマッチョです。
体重以上に小柄に見えますが、筋肉のつき方は抜群です。
特に、前肢・胸部分の筋力が図抜けていて、レスリングや
アメリカン・フットボールの選手を思わせるような体型です。
(…お嫁にいけなそぉ、苦笑)
その筋力をフルに活かしたピッチ双方で、猛然と追い込んできます。
筋力あり過ぎのせいか…出足はつかなので、
むしろ1,200などの短距離や小回りは向かなそうで、
距離は1,400~2,000くらいまでがベストかなぁと。
芝も大き競馬場のマイル以上で、末脚を披露できるかと。
将来的にはOPクラスまでいける仔だと思っています。
今後、応援していきたいです。
さすがに同系の条件では人気がでると思いますが、
もし芝替わりや良血馬との対戦で人気落ちすることがあれば、
積極的に狙っていい仔だと思います。
んじゃ。
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